「直属の上司がA評価をしたのに、賞与査定ではBになっていた」というようなことはよくあることです。
評価の甘辛調整は別として、賞与などの査定では、評価点数を上から順に並べ、分布規制により総合評価を決める方法をとっている企業が多いのではないでしょうか。Sが○%、Aが○%、Bが○%と前もって決められた比率で配分されます。
この事が、直属上司が部下を評価をする上で、エラーを起こす原因の1つにもなっているようです。つまり、調整を受けても評価が高止まりしやすいように甘くしてしまうのです。
このことを解決する方法の1つとして、ポイント制賞与の導入は有効です。
評価の甘辛調整はおこないますが、原則として、賞与への反映は考課者の評価をそのまま反映させることができます。
例えば、半数の者がA評価でも、ポイント制賞与ですと賞与原資の範囲内で配分できることになります。
賞与原資÷全員の評価ポイント総数=ポイント単価
ポイント単価×個人のポイント数=個人の賞与額
ポイント総数によってポイント単価は変動しますが、査定による分布規制はなくなることになります。
ポイント制賞与は、賞与原資どおりに、しかも簡単に個別配分することができる優れものの仕組みです。
また、ポイント制賞与は、基本給から完全に分離した自由な設計になります。
ポイント設計は、資格基準、役職基準、役割基準、職務基準、成績基準、勤続基準などに、評価を連動させることができますので、お勧めの仕組みといえます。
「ポイント制賞与設計ソフト」で、ポイント制賞与の設計と運用ができます。
一方、賞与の配分を100%ポイント制にすると、下位等級者や役職のない社員には納得されにくいこともあります。
そこで、賞与算定基礎給(基本給)比例型を採る企業には、、「基礎給比例型・評価反映設計ソフト」をお勧めいたします。このソフトも、上記ポイント制のメリットである、個々の評価結果を正規分布させることなく、原則として、考課者の評価をそのまま反映させることができ、配分も賞与原資どおりに、一発で個別配分することができます。
このページのファイル一覧
NO.16 ポイント制賞与配分設計(Ver.1-2) |
説明 |
NO.17 基礎給比例型賞与・評価反映設計(Ver.2-2) |
説明 |
ポイント賞与配分設計
このソフトで出来ること
・個人別に評価を反映した等級ポイント、役職ポイント等の合計ポイントにより賞与を決定します
・賞与原資と支給総額が、自動的に一致しますので、原則として配分調整が不要です。
・評価結果を調整して分布規制させる必要がありません。考課者の評価をそのまま適用できます。
・評価に対する信頼性と賞与配分に対する納得性が高まります。
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(左の画像は画面抜粋)
ポイント配分設計の画面
・勤続ポイント設計をします
・資格等級別、評価別のポイント設計をします
・役割(役職)別、評価別のポイント設計をします
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(左の画像は画面抜粋)
ポイント賞与計算の画面
・個人別に当期の評価を入力します
・当期の賞与原資を入力します
・自動的に賞与額が計算されます
・次画面で、欠勤控除等を入力すると最終決定されます
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ソフトの使用について
・ファイルはMicrosoft windows 7以降、Office2010以降の環境でお使いください。マクロは使っていません。
・パスワードのご購入は、先ず現物ファイルをダウンロードしていただき、動作確認等をした後、納得いただいた上でお申込み下さい。
・ご使用は「使用上の注意」をお読みいただき、ご理解いただいた上で自己責任でお使い下さい。
基礎給比例型賞与・評価反映設計見出し
このソフトで出来ること
・賞与算定基礎給比例賞与と別設計の評価賞与により決定します
・会社の考え方を自由に、しかも簡単に反映できます
・賞与原資と支給総額が、自動的に一致しますので、原則として配分調整が不要です。
・評価結果を調整して分布規制させる必要がありません。考課者の評価をそのまま適用できます。
・評価に対する信頼性と賞与配分に対する納得性が高まります。
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(左の画像は画面抜粋)
賞与配分設計の画面
・賞与原資を決定して入力します
・算定基礎比例賞与の配分率を入力します(配分率は、会社の考え方により自由に設計できます)
・評価賞与の配分率は自動的に差額が入力されます
・評価配分賞与の、評価格差をポイント数により設計します(ポイント数は、会社の考え方により自由に設計できます)
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(左の画像は画面抜粋)
職責・役割別賞与配分係数設計の画面
・職責・役割区分設計して入力します(自由に設計できます)
・職責・役割別の賞与配分係数を入力します
・係数を自動的に反映して賞与額を計算します
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(左の画像は画面抜粋)
個別評価の入力画面
・個人別に当期の評価を入力します
・自動的に全員の賞与額が計算されます
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ソフトの使用について
・ファイルはMicrosoft windows 7以降、Office2010以降の環境でお使いください。マクロは使っていません。
・パスワードのご購入は、先ず現物ファイルをダウンロードしていただき、動作確認等をした後、納得いただいた上でお申込み下さい。
・ご使用は「使用上の注意」をお読みいただき、ご理解いただいた上で自己責任でお使い下さい。