賃金制度＆人事評価制度の設計と運用相談／奈良・大阪・京都

ー同一労働同一賃金への対応ー

無期・正社員と有期・パートタイマーとの間の待遇の相違について、考慮すべき３要素！
　1.職務の内容（職務）と責任の程度（職責）
　　無期・正社員と有期・パートタイマーとの間の職務の内容と責任の程度に相違はあるか。
　2.職務・配置の変更の範囲（人材活用の仕組み）
　　無期・正社員と有期・パートタイマーとの間の職務および配置の変更の範囲に相違はあるか。
　3.その他の事情（経営判断、能力・経験・職務の成果等の状況、労働慣行、社会的状況その他）
　　無期・正社員と有期・パートタイマーとの間のその他の事情に相違はあるか。

３要素に相違があれば「説明責任」のみが問題ととなる！
　1.無期・正社員と有期・パートタイマーとの間の職務内容等の相違は、就業規則等で明確化が必須です。
　　正社員就業規則・同賃金規程、契約社員就業規則・同賃金規程、パートタイマー就業規則・同賃金規程、
　　等々 それぞれ別規程で整備して、無期・正社員と有期・パートタイマーとの間の相違を明確にしておく。

パートタイマー（有期雇用）に適用する賃金テーブルの整備は必須の対応です！
　1.無期・正社員と有期・パートタイマーとの間に賃金水準に相違があるときは、その相違を明確に説明
　　できるようにするためにも、それぞれに適用する賃金表を整備しておくことが必須といえます。
　　※賃金水準に相違があるのが一般的ではないでしょか。

パートタイマー（有期雇用）賃金表設計ソフトをアップしました！
　1.同一労働同一賃金の義務化　施行期日2020年4月1日（中小企業は2021年4月1日施行）
　　未着手のところは、すぐにでも検討すべきでしょう！
　2.そこで、作成済みの各種賃金作成ソフトに加えて、「有期社員職能等級設計-賃金表」ソフトと
　　「有期社員職務等級設計-賃金表」ソフトをアップしました。
　3.ソフトの特徴
　　・毎年の最低賃金の改訂に対応します。
　　・都道府県が異なる事業所の最低賃金額の差を考慮した賃金表の整備に対応します。
　　・有期・パートタイマーにも等級設計を採用して、有期・パートタイマーの人事評価設計に対応させます。
　　　※前述の考慮すべき３要素の「その他の事情」で、人事評価設計は重要な項目となります！