「働き方改革」と正面から取り組む企業に優秀な人がシフトする!
■人手不足が続くなか、「働き方改革」を進めることで、魅力ある会社を目指しましょう。
■パートタイマー(有期雇用)にも人事制度(昇給・昇格の仕組み)を導入して、定着率を高めましょう。
■常態的になっている長時間残業を、減らすことで、従業員の不満を改善しましょう。
「働き方改革」に取り組むことは、人材確保・定着促進の人事労務上の優先施策。
・残業時間の少ない会社へ!
・同一労働同一賃金に向けて本気の取り組みを!
・パートタイマー(有期雇用)にも、働き甲斐を感じることができる職場を!
「働き方改革」 への対応!
以下は、重要な実施項目の施行期日です。
■年5日間の年次有給休暇取得の義務化 施行期日2019年4月1日(中小企業を含む)
■残業時間の上限規制 施行期日2019年4月1日(中小企業は2020年4月1日施行)
■同一労働同一賃金の実現 施行期日2020年4月1日(中小企業は2021年4月1日施行)
「同一労働同一賃金」 のキーワードは、説明責任!
■人事および賃金決定の仕組みを明確にして可視化する。
正社員は元より、パートタイマー(有期雇用)にも、人事および賃金決定の仕組みが必要です。
■「一生懸命働くから給料を高くする」だけでは、同一労働同一賃金は達成できません。
「期待に見合う成果を出しているか」の視点での評価が不可欠です。
そのためには、評価のための「モノサシ」が必須になります。
■就業規則・賃金規程は、正社員とパートタイマー(有期雇用)とを明確に区分して別規程で作成します。
現状 多くの企業で採用している、「正社員用を準用する」としているような規定では、説明責任を
果たせなくなり、将来のリスクにつながります。
日本における「同一労働同一賃金」 とは!
■通常の労働者(正社員)とパートタイマー(有期雇用労働者)との間の均等待遇と均衡待遇です。
■通常の労働者(正社員)とパートタイマー(有期雇用労働者)との適用比較です。
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「同一労働同一賃金」の設計図の作成を!
「人事フレーム」を設計して自社のイメージを可視化する!
■賃金テーブルや賃金の明確な支給基準を持たない会社は、今も多くあります。
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賃金テーブルや給与の支給基準を未整備のまま、同一労働同一賃金を達成することは困難です。
■同一労働同一賃金の実現には、評価・育成・処遇のモノサシとして、評価表(評価基準・育成基準)
や賃金テーブル(賃金表)の整備が必須と考えます。
■人事制度のフレームの設計や賃金制度の設計イメージを作成することが、その第一歩と考えます。
以下、人事フレームのサンプルを2例掲載します。
以下、賃金制度の設計イメージを2例掲載します。
単線型職能資格等級制の賃金設計イメージ
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複線型職務資格等級制の賃金設計イメージ |
正社員と有期雇用従業員の賃金設計は重複型に!
■先ず、自社の人事フレームや賃金制度の設計図の作成から始めてはいかがでしょうか。
同一労働同一賃金を進める上で、大変重要な手順と考えます。
同一労働同一賃金で最初に取り組むべきことは、通常の労働者(正社員)とパートタイマー(有期雇用労働者)
との間の人事諸制度を明確化することです。
この取組みが、均等待遇・均衡待遇について、説明責任を果たす上で、大きな裏付けにもなります。
「同一労働・同一賃金」対応に向けてのガイドラインと点検マニュアル